東京都の山々 鋸(のこぎり)山 1109メートル
(このブログは、アフィリエイト広告を使用しています)
参考 国土地理院web地図に作画して引用https://maps.gsi.go.jp/
今回は、鋸山を紹介します。
ネットで鋸山と検索すると、千葉県のそれがヒットします。
つまり東京都の鋸山は、とてもマイナーな山です。
位置
大岳山の北西、御岳山の西、御前山の東。
大岳山から西に連なる稜線上にあります。
奥多摩湖が、西のほうにあります。
奥多摩町と檜原村にまたがっています。
山頂付近のようす
凡例 赤い斜めの線=磁北線
緑色=山頂を囲む等高線
赤色=尾根
青色=谷
紫色=岩
山頂を囲む等高線は、最大で南北85メートル、東西75メートルの広がりがあります。
情報によると腰かけるベンチもあり、ゆったりと過ごせる広さです。
眺望は、残念ながらありません。針葉樹が林立している模様です。
山系
凡例 赤い線=尾根
緑色=山頂群
ピンク色で囲った箇所=鋸山
大岳山から北西に続く稜線上にある山です。
主尾根が北に伸びていますが、この稜線の延長上かもしれません。
西にも分岐して稜線が伸びています。
登山ルート
凡例 橙色=北の奥多摩駅付近から愛宕神社経由で登るルート
緑色=西の御前山(その西は奥多摩湖方面)から稜線をたどるルート
紫色=東の御岳山・大岳山から稜線をたどるルート
北からルート 3.4キロメートル(標高327→1109)
アップダウン状況
凡例 ピンク色=傾斜のある道(太いほど急登・急降)
緑色=標高差10メートル以内の道
下が見切れていますが、その先は平坦な道です。
その平坦部分の直前のピンク色の太いことといったら!(笑)下りで使うと、確実にひざがやられます(笑)
ずーっと急傾斜と思ったら、途中に標高差10メートル以内の箇所が複数あります。
この負荷をかけては休みのインターバルを利用して、トレーニングルートとして使う人も多いです。
分岐状況
その1
凡例 黄色い円マーカー=目印
赤い円マーカー=他の道との分岐
黒い矢印=鋸山の山頂へ行く道
ピンク色の矢印=分かれていく他の道
登山口は、分かりにくいことが多いです。
分岐から道を選択するというのは、行くべき道をしっかり認識するよりも、行かない道への角度を正確に把握してそれを選ばないという態度で臨むとよいです。
その2
林道との分岐が、あります。
その3
支尾根に行こうとする分岐や、谷に行こうとする分岐があります。
西に行こうとする踏み跡は、途中で行き止まりです。
その4
地形の起伏を目印にして、進みます。
その5
分岐していく道を見定めながら、進んでいきます。
西からルート(御前山から)3.1キロメートル(標高1405→1109)
アップダウン状況
ずーっと急傾斜、なだらかな箇所もあるという状況です。
ただ西隣の御前山の標高が1405メートルと、鋸山より300メートル高いので、ずーっと下り傾向です。
鋸山山頂への西からの急登拡大
ピンク色の線が太いほど急傾斜になります。
等高線の間隔が非常に狭く、これが一部界隈で有名な(笑)ノコギリ傾斜です。
分岐状況
その1
凡例 青い線=谷
谷に誘引されて南へ分岐しようとする人がいますが、先は行き止まりです。
南に登り下りする分岐としては、御前山のすぐ西の分岐か、この地図の東端の分岐(ピーク1170のクロノ尾山)の2つです。
ただ東端のこの先は檜原村の神戸に下りる道ですが、いわゆるバリエーションルートになっていて道が不明瞭で迷う危険があります。
その2
このルートの東半分です。
ピーク1142(鞘口山)から北に分岐する箇所が、あります。
この先の道も、いわゆるバリエーションルートです。歩いている人は少なからずいますが、注意が必要です。
鋸山の西の避難小屋周辺(大ダワ分岐)は、6方向に道が分岐する箇所です。
この辺りは北へ行こうとする人が多く、いくつものバリエーションルートが存在します。
大ダワ分岐拡大
西の御前山方面から東の鋸山へ行く道は、林道を渡っていきます。
東からルート(大岳山から)2.9キロメートル(標高1266→1109)
アップダウン状況
こちらは、高低差10メートル以内の、比較的なだらかな箇所が多くあります。
もちろん稜線特有の、ピークとなだらかの繰り返しというアップダウンルートになっています。
分岐状況
凡例 赤い円マーカー=他の登山道との分岐
赤い点マーカー=登山者が自由に作った分岐
緑色=ピーク
赤線=稜線から分岐する支尾根
青線=谷
×=直進した先が行き止まり(曲がれば行ける箇所もある)
西の鋸山に行くぶんには、ほぼ一直線です。
先を見通して幅が広い道(岩場もあるが)を選べば、行けます。
ただ支尾根や谷が無数に分岐していて、そういう方面に下りようとする人の踏み跡が頻繁にあります。
ロープで仕切られている箇所もある、という情報があります。
そういう分岐する方向に登り下りしようと計画している人は、分岐点の選択を間違えないよう非常な注意が必要です。
バリエーションルートは、紹介していません。
各自で調べてください。
コメント
コメントを投稿