東京都の山々 青梅市・奥多摩町 御岳山
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山と高原地図 奥多摩 御岳山・大岳山 2025 [ 昭文社 地図 編集部 ]
とても有名な登山用地図です。これを使って登山している方も多いでしょう。
登山入門書としては必須の本ですが、より詳しい地図は国土地理院の地図です。
併用して使うのがいいですね。
参考 国土地理院web地図に作画して引用https://maps.gsi.go.jp/
今回は、御岳山(みたけさん)を紹介します。
山岳信仰の山として有名で、ケーブルカーで気軽に登れます。
どこにある?
凡例 赤色と緑色の小さな密集=御岳山
拡大すると
凡例 赤い斜めの線=磁北線
赤い線=尾根
緑色=山頂
日の出山の西。
1つの山系のように見えますが、よく見ると3つの山(御岳山駅の883メートルの山、御嶽神社の929メートルの山、奥の院の1077メートルの山)があり、それぞれ尾根がつながっていず分かれていて3つの山系となっています。
登山ルート
古くから山岳信仰登山が盛んなため、東西南北のあらゆる方向からのルートがあります。
ケーブルカーを利用するものから、アスレチックなものまで、いろいろあります。
黒色=ケーブルカーおよび林道ルート
オレンジ色=大塚山経由、北からルート
緑色=大岳山・鍋割山経由、北西から南回りのルート
青色=大岳山から、ロックガーデン、七代の滝を経るルート
ピンク色=大岳鍾乳洞方面からルート
紫色=日の出山経由、東からルート
各ルートの状況
1 ケーブルカーおよび林道ルート 3.5キロメートル(標高408→915)
アップダウン状況
御岳山駅からビジターセンターまでは、なだらかな道となっています。
ビジターセンターから山頂までは、緩やかな登りです。
林道ルートは、中間地点までは登りが続き、ところどころ(つづら折りのターンする箇所)傾斜が急な箇所もあります。
中間地点以降は、なだらかな箇所と登りの箇所が交互に来ます。
分岐状況
林道部分1
最初部分です。
標識はありますが、分岐のしかたや方角をあらかじめ知っておくことが有益です。
林道部分2
ケーブルカーの下をくぐった直後、右へ鋭角ターンします。
下るときは、直進しないよう気をつけます。
ビジターセンターから山頂(神社)まで1
案内標識はあります。
ビジターセンターから山頂(神社)まで2
道がぐるぐる回っています。方向感覚がおかしくなるかもしれません。
神社の門前からは、いちおう右の道を登るルートを選択しています。
階段を登るのが多数でしょう。
2 北西の大塚山から 1.5キロメートル(標高920→929)
アップダウン状況
大塚山からは、急傾斜で下る箇所があります。
その後は、緩やかな上り下りの道です。
分岐状況
富士峰公園に行く道との分岐
この中が薄い大きな赤い円マーカーの分岐は、7つの道があります。
ビジターセンター分岐
北東へ分岐していくピンク色の道の先は、2方向に分岐しています。
西の道は、御岳山駅へ。
東の道は、林道ルートです。
3 大岳山から鍋割山を経て 4キロメートル(標高1266→929)
アップダウン状況
基本的に、傾斜が急な箇所が多いです。鍋割山への上り下り、奥の院山への上り下り。
ただその後の御岳山への登りは、比較的緩やかな傾斜です。
分岐状況
その1
鍋割山と奥の院山の、それぞれの分岐を示しました。
鍋割山には、東に巻く道があります。地図では、山頂に登るルートを選択しています。
奥の院では、山頂に登った後、南に少しターンして大回りで北東に向かうルートが、一般的です。
もちろんそのまま東に突き抜けてもいいです。
その2
御岳山の南西および南の方向にある2つの分岐を紹介しています。
どちらも標識なしでは選択が難しい、かなり複雑な分岐になっています。
4 大岳山からロックガーデン・七代の滝経由で
(鍋割山分岐から御岳山頂)3キロメートル(標高1052→929)
アップダウン状況
途中、急傾斜の箇所が多数あり、滝を見る観光ができたり、岩場の上り下りというアスレチックなこともできるルートです。
拡大図
このルートは、御岳山と大岳山を結ぶ最短ルートでもあることから、急傾斜の箇所を迂回する道が作られています。
分岐状況
その1 鍋割分岐と芥場峠
分岐を正しく選択するコツは、他の方向に行く分かれ道の方角を正しく認識することです。
その2 綾広の滝とロックガーデン付近
急傾斜の箇所を迂回するルートもすぐ横に存在するので、分岐が複雑になっています。
その3 七代の滝周辺
この下のほうの分岐は、複雑です。
もちろん直進すればいいわけですが、他の分かれ道も認識しておくと無難です。
その4 長尾平分岐
ここは、文字通り複雑多岐です。
標識が存在していても、疲れているなどして標識を見誤ったり見えなかったりする人はたくさんいます。
地図での予習が、必須です。
5 大岳鍾乳洞からルート
(鍾乳洞入口バス停から鍋割分岐まで)4.9キロメートル(標高348→929)
アップダウン状況
凡例 紫色=岩
登山道がないところを切り開いていく、バリエーションルートです。
いちおう人が歩いているので踏み跡はありますが、尾根を利用しているためなかなかの難路です。
南の沢沿いを登って行き、馬頭刈尾根を経て大岳山経由で行くほうが、大回りになり同じバリエーションルートですが登山者も多く、ルートが明瞭です。
このピンク色のルートが、そうです。
この道については、大岳山の話でまた触れたいと思います。
6 日の出山からルート 2.3キロメートル(標高902→929)
アップダウン状況
右半分のピンク色は、すべて下りです。
全体として緩やかな登り下り、なだらかな道です。
分岐状況
その1
山頂で東西南北を間違えるというのは初歩的なミスですが、意外によくあります。
地図にない道を行こうとするのは、開拓精神と体力が必要です。
その2
東から西に行くのは、直進すればいいだけです。
まず左から並行している道が合流してきて、次に左に下りる道が合流してきます。
その3
その4
意外に迷いやすいのが、この町の中の道です。
右の大きな円マーカーの中は、直進し、右にヘアピンでちょい曲がり、左にヘアピンで曲がるというジグザグルートになっています。
道は、上り坂になっています。
左の大きな円マーカーでは、神社の門前で3つの方向に分岐します。
中央は、階段の道です。
黒い矢印の道は、この神社では女坂と呼ばれています。
以上、御岳山を紹介しました。
奥多摩にありますが、観光客や登山者が非常に多い山です。
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