東京都の山々 大岳山 1266メートル

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 参考 国土地理院web地図に作画して引用https://maps.gsi.go.jp/

   ヤマレコhttps://www.yamareco.com/


今回は、大岳山を紹介します。


位置


このような大きな地図にも、はっきりと明記されている山です。


山系


凡例 赤い斜め線=磁北線
   赤い線=尾根
   緑色=山頂

御岳山から鍋割山を経て続く稜線上の山で、南ろくにすそ野が広がっています。

山体としては、奥多摩町の山というより、檜原村の山と言ったほうがいいのですが。


一般登山道3ルート


この山は稜線上の山なので、ここに至るには他の山を経由していく必要があります。

赤色=北東の御岳山方面から来るルートです。

橙色=西の鋸山方面から来るルートです。

青色=南から来るルートです。
   なお東の大滝鍾乳洞付近(上養沢方面)から登れば、ふもとから直接アプローチ可能です。


山頂付近のアップダウン状況


凡例 黄色い円マーカー=目印
   ピンク色の線=傾斜のある道(太いほど急傾斜)
   緑色の線=高低差10メートル以内の道
        なだらかとは限らない

3つの方角から来る道のいずれも、山頂近くでは急登となっています。

御岳山方面からの道には、少しですが岩場があります。


登山各ルート

西からルート(鋸山から)2.9キロメートル(標高1109→1266)

分岐状況


凡例 黒い矢印=ルート
   ピンク色の矢印=分岐していく道
   赤い線=尾根
   青い線=谷

鋸山からの道は、基本的に稜線上を進めばほぼ迷うことはありません。

ただ特に下山する際に、どこからかバリエーションルートに分岐するルートを選択すると、分岐する箇所を間違える可能性はあります。
基本的に分岐する箇所に標識は、ありません。
(梅沢探勝路など有名な分岐には、標識があります)
地図による事前の予習や、地図読み能力とGPSアプリなどの備えが必須です。


拡大図その1


鋸山から東へ1キロメートルの範囲です。

分岐が3か所あり、南に行く2ルート、北に行く2ルートの、4ルートのバリエーションルートと分岐します。
このバリエーションルートは、いずれもふもとまで道がつながっている情報があります。

なおそれ以外に、自然の尾根や谷の方向に行こうとする踏み跡も多数確認され、誘引されているのが見て取れます。


拡大図その2


ピーク1158付近です。

バリエーション3ルートと分岐する、2か所の分岐があります。

それ以外にも、尾根や谷に誘引される踏み跡が多数、あります。


拡大図その3


大岳山付近です。

山頂を含め、3か所の分岐があります。

大岳山頂の西にある黄色い円マーカーが、梅沢探勝路との分岐点です。
梅沢探勝路は梅沢沿いのルートで、登山に慣れていない人には難度が高い点線ルートです。


北東からルート(御岳山から)3.9キロメートル(標高929→1266)

分岐状況


山頂付近の拡大図


ここのルートは、山頂付近の稜線上から外れています。
南へ迂回したり、北にカーブしたりしています。

そのためか、登山者の中には自然の地形通りに稜線上(尾根上)に登っていく人もいます。

東端の赤い円マーカー付近は、岩場になっています。
ここから南に分岐していく道(大滝に向かう尾根道)は、いわゆる点線ルートです。バリエーションルートではありませんが、登山に慣れていない人には難度の高い道です。


南からルート(大滝、馬頭刈尾根、白倉などから)

3ルート

・白倉登山口から 3.5キロメートル(標高390→1266)

・大滝登山口から 3.4キロメートル(標高552→1266)

・馬頭刈山から  5.3キロメートル(標高884→1266)

アップダウン状況


馬頭刈尾根から伝ってくるルート(稜線縦走路なので、距離が長い)が、最もなだらかな箇所の多い道です。

南の白倉から登ってくる道は、登り一辺倒で、急傾斜箇所が非常に多いです。

大滝登山口から沢沿いを登る道も、傾斜が急な箇所が多くあります。


なお、大岳山頂へは直に南から登る道は難路で、東または西に迂回する道が比較的容易です。


分岐状況

白倉登山口付近


黄色い円マーカーが登山口で、そこからは西に行く道と、北に行く道があり、どちらを選んでも合流します。

北に行く道は、そのまま谷を詰めて行ってしまってもその先は道はありません。


南からアプローチ


下の黄色い円マーカー2つのうち、西のものは白倉登山口からの合流点です。

本来のルートは黒い矢印ですが、登山者が自由に分岐していく行動をしています。

大滝から谷沢を詰めて行く道では、北へ北へ分かれて行こうとする人がいますが、これはどうやらその北の尾根を行くバリエーションルートからのエスケープかもしれません。

こういう谷沢では、小さな谷や尾根が多数枝分かれしていくので、自分の位置を適宜確かめて進む必要があります。


大滝付近の拡大図


このピンク色の太い矢印が、バリエーションルートです。

等高線が密で、とても急な傾斜の道です。

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