富士山(2)各ルートの状況 A 吉田ルート
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参考 国土地理院地図に作画して引用https://maps.gsi.go.jp/
<富士山(1)>の記事は、2024年7月30日に投稿しています。
今回は、各ルートのアップダウン状況と道迷い防止が話題の中心になります。
全ルートをまとめるつもりでしたが、内容がかなり多いので分けます。
今回は、吉田ルートです。
以下の見出しは、大見出し、中見出し、小見出し、という色分けになっています。
小見出しの中をさらに区分するときは、黒色の太字見出しをしています。
概要
登り 6キロメートル(標高2304→3713)
下り 別部分5.3キロメートル(標高3713→2440)
合計7.3キロメートル(標高3713→2304)
どこにある?
凡例 斜めの赤い線=磁北線
黄色い円マーカー=目印
赤い円マーカー=他の道との分岐
(重なって見えにくいですが、後で拡大します)
一般的には、富士スバルライン五合目からスタートします。
ここから東へ歩いて、本来の吉田ルートに乗っかります。
アップダウン状況は?
その1 連絡道 1.8キロメートル(2304→2396)登り下り共通
凡例 緑色=高低差10メートル以内の道行き
ピンク色=登り(太ければ太いほど急登)
黄色(地形図本来の色付け)=作業道(通行可能な道もある)
黄色い円マーカー=目印
泉ヶ滝の分岐までは、ほぼほぼ平坦な道のりです。
そこから先も、緩やかな登りです。
その2 登山道 4.1キロメートル(2396→3713)
ずーっと登り、登り、登り、登り、です。
ただ、急登という箇所は、少しです。
ほとんどが、まあまあの登りがつづら折りに延々と続いているという状況です。
この地図を見るとピンク色の太い部分がたくさんあるように見えますが、これはつづら折りが重なっているだけです。
登山道拡大その1
この辺りは、緩い登りです。
登山道拡大その2
七合目付近から岩場が出てきて、急登になっています。
登山道拡大その3
急登部分はそれほど長く続かず、再び緩い登りが延々と続いています。
登山道拡大その4
山頂近くになると、傾斜が急になりますが急登ではありません。
その3 下山道 別ルート 5.3キロメートル(3713→2440)
ずーっと、下り、下り、下り、下り。当たり前ですが、ときどき急傾斜の下りもあります。
ほとんどは、緩やかな傾斜の下りです。
ただ、距離が長いです。スバルラインの5合目まで7.3キロメートルあります。
勢いにまかせてぶっ通しで下ったら、足をやられるでしょう。
他の道との分岐状況、登山者たちの動向
地図その1
凡例 黄色い線=富士スバルライン
黄色い円マーカー=目印
ピンク色の矢印=登山者その他の人たちが自由に歩き回っている状況
富士スバルライン五合目
通常の出発地点です。
分岐は、正しい方向は南南東で、他の方向は西です。
しかし・・なんだか勝手に南に行ったり、東に行ったり。
もちろん登山目的とは限らず、ちょっとだけ様子を見に行ったりしたのかもしれませんが。
ただ富士山の場合は、他の山では許されるこの「ちょっとだけ様子を見に登山道から離れて歩く」が、基本的に許されないことに留意するべきです。
富士山は火山であり、山体は火山噴出物でできています。脆(もろ)いのです。
人が勝手に歩き回ると、簡単に崩れます。
下にいる人が落石に遭う原因になり、危険です。原因を作った人は、巨額の賠償金を支払わなければいけません。
登山道以外の場所を、絶対に歩かない。
これが、富士山登山の鉄則です。
泉ヶ滝
ここから南東方向(点線)へ行くのが、正しいルートです。
この分岐は、現地ではどちらも東を向いて並んでいます。ただ左はそのままの高度で、右はスロープ状に登っています。
北へ下りようとする人がいるのは、意味不明・・
地図その2
凡例 赤い円マーカー=他の道との分岐
黒い太線=正しい登山道
六合目
地図その2の点線道を直進すると、この黄色いマーカー「六合目」に行き当たります。
ここで、道が5方向に分岐しています。
ただ北の2本の矢印は、ふもとから登ってきた逆方向の人が多いでしょう。もちろん、ここからふもとに下りる選択をする人もいるかも。
南方向の東側の道の先は、須走ルートの本五合(新六合目)です。
ブルドーザー専用道との分岐
次の赤い円マーカーが、それです。
この道を歩いている人がいるのですが、ここは作業道です。途中の小屋群に荷物を運ぶブルドーザーが、走ります。
作業の邪魔になります。人の踏み跡により道が削れて、ブルドーザーが通行不可能になる恐れがあります。
登山道と併用している場所以外は、絶対に歩かないでください。
下山道出口
下の黄色い円マーカーです。
吉田ルートの下山専用道が行き当たる場所が、ここです。
分岐の手前に建物(穴小屋)があります。
地図その3
赤い円マーカー2つのうち、上のほうは下山道関連です。
下のほうの赤い円マーカー
作業道に連絡する道との分岐です。
七合目 花小屋
ブルドーザー道との分岐があります。
地図その4
右下は、下山道です。
(人が自由奔放に歩いている様子が見えますね・・)
青字で示した各小屋群が、登山道の良い目印になっています。
この付近にも、残念ながら登山道以外を歩く人がいるみたいですね・・
七合三勺(八合目)太子館
下山道に連絡する道と分岐しています。
ここで登山を断念した場合は、ここから下ります。
なおこれより下で登山を断念した時は、登山道をそのまま引き返します。
蓬莱館
上と同じく、下山道に連絡する道との分岐があります。
地図その5
下に下山道とその関連分岐が多数あり、ごちゃごちゃしています。
七合五勺 白雲荘および元祖室
下山道に連絡する道との分岐が、あります。
本八合目 富士山ホテル・トモエ館
同上。
ここまでのところで、なぜか西に外れたり、登山道のないところを突っ切ったりする人が、います。
御来光館
同上。
地図その6
登山道
九合目
下山道に連絡する道との分岐が、あります。
下山道
須走下山口
ここが、吉田ルートの下山口です。
他のルートの下山口と、共通です。知り合った須走ルートの人と談笑していてうっかりしていると、そのまま別方向に下りてしまいます。
なお例年、7月10日まで須走ルートは閉鎖されているため、それまではここからでなく、吉田ルート頂上から登山道をそのまま下山します。
この場合、本八合目の富士山ホテル・トモエ館・胸突江戸屋付近から分岐する下山道へ連絡する道を選択し、下山道へ進みます。
九合目に通じる道との分岐
赤い円マーカーの、左から1つ目です。
御来光館に通じる道との分岐
赤い円マーカーの、左から2つ目です。
長距離のつづら折りルートのためか、勝手にショートカットする人がいます。
雨裂のすぐ近くを通っています。非常に危険です。
地図その7
この下半分に下山道があります。
須走登山道を下っていき、途中の須走分岐という箇所で須走ルートとお別れします。
この地図を拡大しますね。
右の道が、下山道です。
複雑な箇所は、黒い太い矢印で示しています。
須走分岐
須走登山道を下っていると、やがて江戸屋という小屋が見えてきます。
その小屋の手前に、右に下る道が分かれているのが見えてきます。その道が、須走ルートです。
吉田ルートの正しい下山道は、右に下らずにそのまま直進します。
ここは、ぱっと見、小屋の方向の道が行き止まりに見えます。そのため、ピンク色の太い矢印が示すとおり、間違えて右に下る人がとても多いのです。
七合五勺付近の赤い円マーカー
ここから、来た道以外に3方向(西、北、東)に道が分岐します。
下山道は、東です。
西・北に行くと、登山道と合流してしまいます。
東に進むと戻るような状態になり戸惑うかもしれませんが、その先はつづら折りのルートになっています。
地図その8
右半部が、下山道です。
悪質なショートカットが横行しています。
やめてください。世界遺産を破壊しないでください。
地図その9
右下から上がっていく道が、下山道です。
この左にそれようとする人はいったいどういう意図なのか、測りかねます。
以上、吉田ルートでした。
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