道迷いを防ぐための地形図遊び3 高尾山北尾根バリエーションルート
今回は、高尾山北麓、北尾根とも呼ばれる地域のピンポイント話題です。
登山道としては整備されていないので、道は不明瞭です。
そういう地域では、地形図による下調べが必須です。
私の場合は、元々地理知識が豊富なこともありその下調べがとても楽しくて、地形図の下調べ自体が目的と化してしまいこのようなブログを書いているわけです。
一般的な登山道が周囲にあり、その形がまるでひし餅のようなひし形の空白地域です。
こういう場所を見ると、調べてみたい探検したいというワクワクな気持ちが湧いてきます。
こういう場所を見ると、調べてみたい探検したいというワクワクな気持ちが湧いてきます。
赤は尾根、青は谷を表しています。
これだけでも、地形が目に浮かんできます。
高尾山から9本の尾根(5本の支尾根を含む)が出ています。
尾根は、登山道とくに下りの登山道に最適です。
谷も、登山道とくに登りの登山道に最適です。
尾根は、登山道とくに下りの登山道に最適です。
谷も、登山道とくに登りの登山道に最適です。
このうちAルートは、かなり多数の登山者が行き来している場所で、上がっている動画を見ると踏み跡を通り越して道になっています。
B・C・Dは、まだまだマイナーなルートです。
B・C・Dは、まだまだマイナーなルートです。
Bルートを見ましょう。
1地点で、行き来の多いAルートと分岐します。
Aルートは、明確な尾根なので分かりやすいです。
それに対しBルートの西方向はよく分かりません。しかし、それまで直進してきたので、そのまままっすぐ行けばいいだけです。
Aルートは、明確な尾根なので分かりやすいです。
それに対しBルートの西方向はよく分かりません。しかし、それまで直進してきたので、そのまままっすぐ行けばいいだけです。
3地点でDルートと分岐します。
Dの尾根のほうが明確ですが、B方向も入り口は不明確ですがその先は明確な尾根です。
その後は北への分岐尾根を選択しないように気をつけながら、西に下っていきます。
Dの尾根のほうが明確ですが、B方向も入り口は不明確ですがその先は明確な尾根です。
その後は北への分岐尾根を選択しないように気をつけながら、西に下っていきます。
しかしこの降りる所は、かなり急傾斜の模様です。行き来している人が少しいますが、大丈夫なのでしょうか?
ここにあるX点は、東南東に登りかけて断念したという踏み跡です。
南東に進路を取れば、登れるルートがあるみたいです。
道が無いようなルートなので、この方向の見定めはかなり難しいと思います。
南東に進路を取れば、登れるルートがあるみたいです。
道が無いようなルートなので、この方向の見定めはかなり難しいと思います。
この地図の中の、Xは踏み跡がそこで止まっているという意味です。
Dルートの西隣りの尾根とその西の谷は、それぞれ登りかけて途中で断念している模様です。
Aルートの降り口のすぐ西にある谷あるいは尾根から登ろうとして断念しているものも、あります。
Aルートの降り口のすぐ西にある谷あるいは尾根から登ろうとして断念しているものも、あります。
Aルートのすぐ東の谷は、高尾山から降りようとして途中で止まっています。
Cルートの東隣の尾根も、降りようとして断念しています。
Cルートの東隣の尾根も、降りようとして断念しています。
新たに未知の道を開発したいと思うでしょうが、こういう情報は大事にするべきでしょう。
途中で踏み跡が止まっているのは、それ以上行くと危険だからです。
途中で踏み跡が止まっているのは、それ以上行くと危険だからです。
そしてもし迷ってこれらの道に迷い込んだ時は、携行している地図とコンパスや登山アプリをよく見て、脱出するかそのまま行くかを判断しましょう。
迷う前に、分岐点をあらかじめ下調べしておき、その分岐点で方向を確認する習慣を身につけましょう。
迷う前に、分岐点をあらかじめ下調べしておき、その分岐点で方向を確認する習慣を身につけましょう。
地図で現在位置を確認する作業が必要ですね)
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